Memo for FreeBSD 5.2.1


Contents

  1. Sambaの設定(簡易版)
  2. Sambaの設定(Security 編)
  3. Blackboxの導入
  4. WMakerの設定
  5. WMakerの不足プログラム
  6. Apacheの導入
  7. Apache2の文字エンコード
  8. Apache SSL の起動時にKeyを聞かなくする方法
  9. PostgreSQLの導入
  10. PostgreSQLの設定
  11. PostgreSQLの使い方
  12. セキュリティ構築

各種設定

Sambaの設定(簡易版)

簡易版では手順を覚えることを目的にし、セキュリティは無視し共有を実現する。 またsambaサーバーへログインするユーザー単位でのローカルディレクトリも作成しない。 唯一の共有場所を提供するのみとしている。

Step_01 共有するディレクトリの作成

    ログインするユーザーが利用できる唯一のスペースを確保する。その際その権限を 変更しておく必要がある。
    # mkdir /smb
    # chmod 0777 /smb

Step_02 smb.confの設定

    smb.confは、/usr/local/etc/smb.conf にある。

    [global]
    workgroup = micnet.or.jp
    security = user
    encrypt passwords = yes

    [public]
    path = /smb
    public = yes
    read only = No
    browseable = Yes

Step_03 Sambaをデーモンとして起動する

    デーモンとして起動させるために、/usr/local/etc/rc.d/samba.sh.sampleを コピーしsamba.shを同じディレクトリに作成する。このsamba.shが起動時に読み込まれる。
    cd /usr/local/etc/rc.d
    cp samba.sh.sample samba.sh

Step_04 Sambaユーザーを登録する

    サーバーに登録されているアカウントとは異なる。同期するためには、別の処理が必要となる。
    # smbpasswd -a mic

Sambaの設定(セキュリティ設定編)

セキュリティに注意した設定。ログインユーザー全員がアクセスできる Publicスペースと、ログインユーザーのみがアクセスができるスペースを 提供する。また、Windows2000などのパスワードの暗号化にも対応する。

Step_01 共有するディレクトリの作成

    ログインするユーザーが利用できる唯一のスペースを確保する。その際その権限を 変更しておく必要がある。
    # mkdir /smb
    # chmod 0777 /smb

Step_02 smb.confの設定

    smb.confは、/usr/local/etc/smb.conf にある。

    [global]
    workgroup = micnet.or.jp
    security = usr
    encrypt passwords = yes
    netbios name = smb_bsd
    host allow = 192.168.10.

    [public]
    comment = Public Space
    path = /download/smb/public
    guest ok = yes
    ;public = yes
    read only = no
    force group = public
    force create mode = 0664
    force directory mode = 0775
    map archive = no

    [homes]
    comment = %u 's home_directory
    writeable = yes
    browsable = no

Step_03 Sambaをデーモンとして起動する

    デーモンとして起動させるために、/usr/local/etc/rc.d/samba.sh.sampleを コピーしsamba.shを同じディレクトリに作成する。このsamba.shが起動時に読み込まれる。
    cd /usr/local/etc/rc.d
    cp samba.sh.sample samba.sh

Step_04 Sambaユーザーを登録する

    サーバーに登録されているアカウントとは異なる。同期するためには、別の処理が必要となる。
    # smbpasswd -a mic

Blackboxの導入

非常に軽いBlackboxは、設定TOOLを使うか手動で設定をする。なかなか 分かりやすい資料がないため、ここに設定方法をまとめた。


1.blackboxをインストールする。

2.rxvtをインストールする。

3.~/.Xresourcesを作成する。


    ~/.Xresourcesに次のように、rxvtパラメータの設定を追加する。
    Rxvt*inheritPixmap: True
    Rxvt*reverseVideo: False
    Rxvt*foreground: white
    Rxvt*background: black
    Rxvt*cursorColor: red

4.blackbox用のメニューを登録する

blackbox用のメニューは、/usr/X11R6/share/blackbox/menu であり、 これを編集する。メニューから呼び出されるプログラムに渡すパラメータや 起動したいプログラムを設定する。ここでの例では、rxvtを呼び出す時の パラメータについて示している。
    ex. rxvt -sr -st
    Scroolbar が右側にセットされる

5.~/.blackboxrcを作成する

blackboxを一度起動させると、自動生成される。起動中に編集しても ファイルに書き込まれないため、Xwindowを終了させてから、編集すること。
6.必要に応じてテーマを編集する。
TOOLを使えば、簡単に設定できるようだが、筆者はそのツール を利用したことがないので、手動による編集したに内容を次に示す。

    ▼StyleOption
    window.title ---> title frame のみ
    window.label ---> title の中身
    window.button.focus ---> ボタンの表示に関係

    window.frame,forcusColor ---> 枠の問題解決
    window.handle ---> 下の枠の色
    window.grip ---> 下の枠の両端のつまむところの色


    ▼defaultのウインドウ形式
    artwiz 凸凹
    artwiz 凹 plane
    Cthulhain 凹 plane gradation right_char
    Flax 口 plane gradation right_char
    Minimal All plane
    Nyz 口plane color right_char
    Operaton 凸 All plane gradation right_char
    Outcomes 凹 Line gradation
    Rampage 口Line

    ▼サンプル

    .blackboxrc.gz
    .blackbox.tar.gz
    .Xresources.gz

WMakerの設定

  1. Menu は ~/GNUstep/Defaults.WMRootMenu が使われる。
  2. images は、/usr/X11R6/share/WindowdMaker/Backgrounds が使われる。
  3. 基本的に、/usr/X11R6/share/WindowdMaker/の設定が使われる。

WMaker Default Menu の不足プログラム

FreeBSD5.0 でWMakerをインストールしても、そのメニューに 呼び出されるプログラムはインストールされない。ここでは それなりに利用されるだろうプログラムを、不足プログラムと してまとめた。これらをインストールすると、標準メニューから 実行が可能となる。

  1. dia
  2. gimp
  3. gqview
  4. gview
  5. rxvt
  6. wmtime
  7. xfig
  8. xmixer
  9. xpaint
  10. xrmftp
  11. xv

Apacheの導入


Apache2の文字エンコード


Apache SSL の起動時にKeyを聞かなくする方法

PostgreSQLの導入 ( PKG による導入 )


ここでは、PKG による pgaccessを導入する方法について説明する。
SRC からの導入については、 PostgreSQL ソースからの導入を参照

PostgreSQLをFreeBSD5.0に入れる。

手順を次に示す。

1.PostgreSQL をインストールする。
2.pgsql アカウントのパスワードを変更する。

1.PostgreSQL をインストールする。 2.pgsql アカウントのパスワードを変更する。

PostgreSQLの設定


環境設定設をする。

環境設定手順を次に示す。

1.データベースの初期化
2.環境変数の設定

PostgreSQL 基本的な使い方


postmasterの起動

postmasterの終了
ユーザー登録、ユーザーDB作成
データベースの作成

pgsql というSQLインタプリタを利用する。